昨年登壇したシンポジウム「歴史研究と著作権法」の、私の話の部分のスライド資料を公開しました。
↑こちらで見にくい方は、↓のリンクからお願いします。
↑ダウンロードもできます(2024/2/13 訂正版にファイルを差し替えました)
目次は以下です。ご興味持たれたら、ぜひ読んでみてください。
- オオスキトモコ 自己紹介
- 私がなぜ、今、この場にいるのか?
- 「イラストレーション」の記事のなかで、「著作者人格権の不行使って本当に必要?」というコラムを書いていた!
- 【著作者人格権不行使契約の問題点】
- ちなみに...【「著作権譲渡」の問題点】
- オオスキが感じていること
- 私が知るところの、イラストの仕事における著作権、著作者人格権の扱いの現状(1)
- 私が知るところの、イラストの仕事における著作権、著作者人格権の扱いの現状(2)
- オオスキは実際、どういう契約をしているのか?
- 僭越ながら...オオスキからのご提案
- 【イラスト解説】著作権の発生
- 【イラスト解説】著作物利用許諾契約とは
- 【イラスト解説】著作者人格権とは
- 【イラスト解説】イラストレーション業界における著作権
- 【イラスト解説】著作者人格権不行使特約とは
- ★おまけ★お役立ちメモ
ちなみに、上記スライドでは「ビジネス著作権検定のテキストに『実務では著作者人格権不行使特約を入れることが多い』と書かれている」とありますが、その後、無事にその記載は削除されました。最新版には、その記載は入ってません。
petitmatch.hatenablog.com
昨年夏に出た本、友利昴『職場の著作権対応100の法則』でも、著作者人格権不行使特約について、「イラストやコラム記事など、著作者の個性やこだわりが現れやすいタイプの著作物は、不行使同意は避けた方が良い」と明言されていました。
この本は、著作者人格権不行使に応じても問題が起こりにくい場合、応じる場合の交換条件の提示もされてて素晴らしい。ぜひ職場に1冊!!