TOMOKO OOSUKI

イラストレーター オオスキトモコのブログです。

【サービス内容に大きな変更】自動検索で画像の無断使用発見〜料金回収までやってくれる「COPYTRACK」

【2021/7/27 最終更新】

COPYTRACKとは

自動検索で画像の無断使用発見〜料金回収までやってくれる「COPYTRACK」
https://www.copytrack.com/ja/
ドイツのベルリンにある会社がやっているサービスです。日本語にも対応しています。
↓詳しくは

petitmatch.hatenablog.com

私はこのサービスを2017年5月から利用しており、今まで事後ライセンスと弁護士による損害賠償請求をあわせると、手取り金額で12万円程度の金額を得ています。
詳しい利用方法については、過去に何本か記事を書きました。

petitmatch.hatenablog.com

今回は、サービス内容に大きな変更があるということを知ったので、新たに記事を書くことにしました。

【変更1】完全無料→画像登録500枚まで無料、それ以上は有料に

今までは、1アカウントで登録できる画像は何枚でも無料でした。
今は新規アカウントを作成すると500枚までしか登録できず、それ以上は有料になるそうです。

ダッシュボードにこういう表示が出ている

ダッシュボードにこういう表示が出ている

料金は下記の通りです。結構高い!

月額課金みたいです。

月額課金みたいです。

19ユーロ≒2500円くらいなので、毎月確実に無断使用されて、毎月確実にCOPYTRACK経由で事後ライセンスできるような人しか、有料プランの利用は難しいかも…

今までに画像登録枚数を増やしていた人はどうなる?

私のように、過去に画像登録枚数を増やした人はどうなるのでしょうか?私はいま5000枚がMAXになっています。

以前は1000枚スタートで、それ以上はいくらでも登録枚数を増やせました。

以前は1000枚スタートで、それ以上はいくらでも登録枚数を増やせました。

直接、COPYTRACKに聞いてみました。

・過去に画像制限枚数を増やした方は、一旦は現在の枚数が保持されますが、お客様のご利用状況により500枚となることがあります。

・既存のお客様が500枚になる場合は、それぞれご連絡が行きますので、連絡がない限りは現状維持です。

・ご心配な場合は、いずれかの定額プランをご購入いただくよう推奨しております。

ということでした。

つまり、私の場合、

・COPYTRACK側の判断で500枚に減ることがあるけど、このまま放置していても料金は請求されない
・500枚に減らされるときには連絡が来る

ということです。

なので、しばらく放置しておこうと思います。

【変更2】新生銀行の被仕向送金手数料が有料に

これはCOPYTRACK自体の変更ではないのですが…
新生銀行を使っていれば被仕向送金手数料(COPYTRACKからユーロを日本の自分の口座に振り込んでもらうときの手数料)が無料だったので、新生銀行を振り込み口座にしている人は多かったんじゃないかと思い、記載します。
実は2019年12月16日(月)から変更になっていました。

www.shinseibank.com

【対策】ステージが「新生プラチナ」「新生ゴールド」なら、被仕向送金手数料は実質無料となる

受取手数料が引き落とされたお客さまで、お客さまの口座に入金時点の「新生ステップアッププログラム」のステージが「新生プラチナ」「新生ゴールド」のお客さまには、外国送金1件につき、一律2,000円キャッシュバックいたします。
キャッシュバックは入金日の翌月末までにお客さまの新生パワーフレックス口座円普通預金にキャッシュバックいたします。


*5 外国送金の受取手数料は円換算で2,000円相当額かかりますが、翌月末までに円建てで一律2,000円キャッシュバックいたしますので、新生ゴールド、新生プラチナのお客さまなら受取手数料が実質ほぼ無料になります。外貨建て受取手数料は、円換算額が2,000円相当となるよう設定しています。また、為替レートの変動に伴い円換算額が変動するため、円換算額が2,000円相当となるよう定期的に見直します。
www.shinseibank.com

下記リンク先を参照して、どうにかしてステージを「新生ゴールド」か「新生プラチナ」にしましょう。

www.shinseibank.com

 

個人的に画像無断使用対応について思うところ・参考記事・参考書籍・相談先

COPYTRACKは万能ではない 専門窓口・弁護士にも相談しましょう

COPYTRACKはあくまで「ネット上での画像無断使用」に対して事後ライセンス・または国によっては法的対応を行えるというサービスです。
なので「ネット上の画像から、勝手にグッズを作られていた」などの被害には対応できません。そういった「リアルの場での違法行為」をCOPYTRACK経由で見つけた場合には、COPYTRACKに事情を伝えて、クローズにしてもらって、その後その分野に対応した専門窓口や弁護士さんに対応してもらうといいと思います。

参考記事・参考書籍

petitmatch.hatenablog.com

画像無断使用に対する対策は、この本にだいたい書いてあると思います。私のCOPYTRACK体験談もこの本に掲載されています。

[rakuten:book:19012878:detail]

 
この本も良い本です。知り合いのカメラマンの岩崎さんのご著書です。岩崎さんは画像無断使用についての裁判等も経験豊富です。
この本に「頼れる法律の専門家の探し方」も載っています。

違法・有害情報相談センター【2021/7/27追記】

ihaho.jpこちらは先日初めて相談してみたのですが、入力フォームから相談できて、スクショ等も添付できるので便利でした。無料です。一体どこに相談すればいいのかよくわからないときに便利だと思います。「警察に連絡するときにはこういう準備がいる」とかも教えてもらえて、親切でした。

フリーランス110番

freelance110.jpフリーランス110番はかなり便利です。フリーランスの人は、とりあえずここに最初に相談するといいと思います。弁護士に相談できるのに、なんと無料です。

政府模倣品・海賊版対策総合窓口

www.jpo.go.jp「勝手にグッズを作られてしまった」場合で、弁護士を頼むお金がない、とりあえず無料で相談・情報提供のみ行いたいという場合には「政府模倣品・海賊版対策総合窓口」に連絡するといいです。

画像無断使用問題について思うところ

権利者であるクリエイター側に法律知識がなかったり、権利意識自体が低かったりして、泣き寝入りしていることも、こういった「企業による犯罪」がなくならないことの原因の1つだと思います。「泣き寝入り」が一番、犯人を調子に乗らせます。

しかしなぜ被害者が泣き寝入りせざるを得なくなっているかというと、画像無断使用に対し、費用倒れにならない料金で、適切に対応できる弁護士が非常に少ないことも大きな要因になっていると思います。

↓こういった初回相談無料・成功報酬制の弁護士さんもいますが…他に知らないです。

dontcopy.jp
そして、個人で対応するのも、非常に面倒です。
以前ブログでも書いたのですが、上記でも紹介しました岩崎さんのご著書「クリエイター必携 ネットの権利トラブル解決の極意」には、「個人で画像無断使用に対峙するときに何が困るのか、法的手続きにおいて何がハードルになるのか」が、ほぼ全て書かれています。

petitmatch.hatenablog.com私個人としては、PIXIVとCOPYTRACKと弁護士ドットコムが業務提携して、日本でリーガルテックサービスやらないかな〜とだいぶ前から勝手に思っているんですが…
「弁護士ドットコムRights」の個人版が出るといいなと思っております。

www.atpress.ne.jp