- 【1・まえがき】
- 【2・LINEオープンチャットの現況】
- 【3・優秀オープンチャットの紹介】
- 【4・未成年への配慮・迷惑行為への対策について】
- 【5・質疑応答コーナー】
- 【6・管理人さんへの質問】
- 【7・終了後】
【1・まえがき】
LINE株式会社からお招きを受けまして、「LINE OPENCHAT LEADER ONLINE MEET-UP 2020 JUNE」 に参加しました。
これは、皆さんご存知のアプリ「LINE」の1機能である、「LINEオープンチャット」の管理者向けイベントです。
私は昨年夏から先行ユーザーとして「LINEオープンチャット」を利用しています。ほそぼそと自分の部屋(トークルーム)を管理しつつ、他のお部屋にも入って、情報を仕入れています。
私は、「オオスキトモコの部屋」というオープンチャットを運営しています。今のところ、基本的には、私が一方的に私の情報を発信するオープンチャットとなっています。
line.me
この管理者向けイベントはこれで2回めで、昨年12月にはLINE本社でありました。
今回は本当は関西か、福岡で開催する予定だったらしいのですが、コロナの影響もあり、オンラインイベントとなったようです。
私としては、なんか前回は、なんもしてないのに過大にもてなされて、なんか恐縮だなあ〜…という感じだったので、オンラインイベントくらいがちょうどいいな…と思っております…
前回も、今回も、私には、すごい勉強にはなったけれど…
だって私のオープンチャットの部屋って、今9人しかいないんですよ 笑
noteのフォロワーさんの数、2万人以上いるのに 笑
ツイッターのフォロワーさんの数も2000人以上いるし、LINEブログも公式ブログアカウントなんですよ実は 笑
(LINEブログ、全然更新してないけど…)
なので、500人くらいは入ってくれると思っていたのですが…ガビ〜ン
しかしながら、なぜか今回も、お声をかけていただけたので、図々しくも再び参加させていただきました。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
【2・LINEオープンチャットの現況】
↑・LINEオープンチャットの歴史
細かいデータについては、画像公開が禁止だったので、テキストで。
・年代別利用状況→利用者は12〜19歳が一番多い。コロナで学校が休みだった影響もあるのか、急増した。次は20〜29歳、30〜39歳は10代の半分、40〜49歳は30代より減り、そこから半減して50代以上、という順で多い。(50代以上は50〜80代以上まで含む)
・都道府県利用ランキング→今回は画像で公開されました。前回同様に単純に、人口順という印象だが、福岡・富山・群馬では、半年前より増加率が高かったとのこと。
・カテゴリー別ランキング→ゲームが一番多い。そのあとは、アニメ・マンガ、その他、音楽、同世代、芸能人・有名人、スポーツと続く。
しかし、「カテゴリー指定なし」を含めたランキングの場合、「指定なし」が圧倒的にトップ。LINE側としては、「適切なカテゴリー指定をすることでメンバー増加につなげましょう」とのこと。
*オオスキの考察→前回はゲームの次が「その他」でした。
私の運営する部屋も、実はカテゴリー指定が「働き方・仕事」になっています。開設当初はもうちょっとイラストレーターの方に入ってもらえると思っていて、「働き方」カテゴリにしているのですが、現状、同業者がおそらく入っていないため、「イラスト」に変更したいと思いました…
↑これは後述の「未成年ユーザーへの配慮・対策」にも関係してきますが、未成年ユーザーの方は「テーマや情報よりも、誰かとつながっている感覚」を重視するため、こういった傾向があるようです。この辺、コロナで学校が休みになったり、友達と遊べなかったり、という影響もあるのではないかと思われます。淋しいよね。しかし、その淋しさを狙う悪い奴がいるので、気をつけないといけない。特に未成年は…
【3・優秀オープンチャットの紹介】
前回、先行ユーザー管理者向けに行っていたアワード(「OpenChat 先行利用ユーザー限定活動量コンテスト」)を一般ユーザーにも広げる形(?)で
「LINE Openchat Leader Award」を開催、その第一回のトークルームが紹介されました。
「LINE Openchat Leader Award」について、詳しくはこちらから↓
このアワードとか、優秀オープンチャットの管理者への表彰とかをどうするか?というのは、前回から特に変化はなく、まだ構想段階ということでした。
【4・未成年への配慮・迷惑行為への対策について】
この「大人と未成年では求められるユーザー体験が違う」というのが、
大人→そのテーマに対する情報が欲しい。
未成年→「つながってる感覚」が欲しい。
ということのようです。この辺に対しても、対応を検討中ということです。
→公開禁止スライドと合わせて、モニタリングについて、かなり詳細な説明がありました。モニタリングは目視とAIの自動処理とのこと。
【5・質疑応答コーナー】
オープンチャット管理者からの事前質問に対する、LINEからの回答がありました。
→回答1:トークルームによるのでは?ケースバイケース。
→回答2:これはオープンチャットに限らず、グループトーク等でも共通する問題。LINE自体の使用制限で対応。
→回答3:できない。(裏でIDを把握しているから)
→回答4:もちろん対応しています。
→公開禁止スライドと合わせて、現在検討中の機能の説明がありました。
私はリアクション機能(FBメッセンジャーみたいな、「いいね」的なやつ)が欲しいという要望を以前出しておりましたが、現在検討中ということでした。リアクション機能は、普通のLINEトークにも欲しい…
→了解です!
再び質疑応答へ…
→回答1:トークを一回消して、もう1回入り直すと治る場合があるようです。
→回答2:そのとおりです。
→回答3:出会い目的は、当然削除の対象。未成年が何の目的もなく会うのはだめ。ZOOMの場合も、そのような判断をされたのではないか。
→回答4:トレンドを意識してる。毎週どういうテーマでやるかを決めている。それにあうかどうか。
★そのほか、出た質問★
Q:サードパーティ制botの導入の話はどうなった?
→A:現在検討中。消えたわけではない。優先順位が今のところ低いだけ。
Q:サブルームで問題があった場合、メインルームに影響はある?
→A:海外版オープンチャットはサブルームが機能としてあるが、日本版はサブルーム機能がない。
日本において、同じ管理者が別のルームを作った場合、把握はしているが各ルームごとに判断している。
【6・管理人さんへの質問】
→フリーランスの助け合い系のオープンチャットの管理者さんからコメント。(助け合いが目的)
→中国語勉強オープンチャットの管理者さんから、助け合い事例の紹介。
*オオスキの考察→「管理者が何もしなくても、ユーザー同士で問題が解決できる、助け合える」ようなコミュニティを作れることが理想、ということなのかな。
→共同管理者を4名にして、自分合わせて5名にする。
最終決定権を自分にするようにする。(共同管理者+自分が奇数になるようにする。)
→入ったばかりで「管理権限くれ」という人は選ばない。 などなど
→もともと面識がある人とやっている。
→共同管理者とは、別の部屋を作ってコミュニケーションをとっている。
→スパムフィルタに入れてる言葉の共有はやったほうがよい。
→他のSNSを使ってコミュニケーションをとっている。
【7・終了後】
写真撮影をして、ZOOMを退出しました。
今回はオンラインイベントなので、当然ですがお土産もなく、あっさりと終わりました。
一緒に参加していた「ねこさん先生」さんも感想noteを書かれていたので、ぜひご参考になさってください。質疑応答については、ねこさん先生さんのほうが圧倒的に詳しく書かれています。ねこさん先生さんは、オープンチャットのルームを、なんと250も運営しているそうです…
(2020/6/23追記)Neoさんのブログも更新されました。かなり詳細で、ほぼ書き起こしです。これを読めば全てがわかると思います!
以上です。
オオスキの部屋にご興味を持ってくださった方は、こちらから入ってくださいね。↓