奈良日記 その6
東大寺で大仏を見た。
私は修学旅行で京都・奈良に行ってないので、初めての東大寺、初めての奈良の大仏です。
これで日本三大大仏（奈良の大仏・鎌倉の大仏・兵庫大仏）を制覇しました。
＊私の修学旅行の行き先は、
小学：長崎原爆資料館
中学：広島原爆資料館
高校：南京大虐殺紀念館（北京）
でした。戦争はダメ、絶対！！
東大寺ミュージアムで、大仏が建った頃の世相とかの説明がありました。
奈良の大仏が建立された頃の日本は、大地震が起き、天候がおかしく、疫病が流行り、戦争（内乱だが）が起き、まさに今に近い感じで社会不安に満ちた雰囲気だったようです。
今の日本の状態は、昔だったら、大仏を建ててもおかしくない状態なのだから、気持ちが暗くなっても、仕方ないのだと思った。
しかも、現代の日本人は、「何かで国民の心を結びつける」的なことが、非常に難しいと思う。いま、大仏を建てたとしても、日本人の心が結びつくみたいなことは、起こらないと思う。オリンピックでもそうだったし、宗教にもそれは難しいだろう。
個人の自由や平等、人権が保障されると、個が確立するのである。
個人を大切にしながら、社会を回すのは大変である。
しかし、そんな中でも、やっていかねばならない。
大仏の右手は手のひらを前に向けて「恐れなくても良い」と相手を励まし、🤚
大仏の左手は手のひらを上に向けて「願いを受け止める」ことを表しているのだという。🫴
大仏の手って、そういう意味だったのか。
なんかグッと来て、こういうマインドで行きたいと思いました。
今、大仏を見れて良かったな〜と思いました。
この先、何か悲しいな〜ということが起きたら、奈良に大仏を見に来ようと思いました。
