TOMOKO OOSUKI

イラストレーター オオスキトモコのブログです。

March 4, 2021

今日の日記 その2
京都近美にて分離派建築会の展示を見る。
これを見るために、京都まで来た。

「分離派建築会」というのは、1920年代に起きた建築運動で、当時の東大建築学科の学生を中心としたグループである。超ザックリ説明すると「建築も芸術だ」ということを主張する運動である。これが日本最初の建築運動と言われている。

なんで見に行ったかというと、私が学生時代に写真を撮っていた東大駒場寮の設計者である内田祥三が、当時の東大建築学科の教授で、分離派にもうっすら関係してるからである。

っていうことを、ツイッターで相互フォロー関係で、分離派建築会のメンバーの一人である山田守のお孫さんである漫画家のY田Y子さんに教えてもらって、この展示と分離派のことを知りました。それまでは、山田守は知ってたけど、分離派のことは全然知りませんでした…

山田守はみなさんご存知の日本武道館京都タワーなどを設計した建築家である。
今でいうNTT系の建物を多く手掛けており、熊本逓信病院(NTT病院)も山田守設計である。他にも熊本には山田守建築がいくつかある。なので山田守にも以前から関心があった。

展示は、ものすごいボリュームで、グッタリしてしまった…これ東京だとパナソニックミュージアムでやったらしいんだが、あれ入りきれたんか?
てか建築史家としての藤森照信の偉大さを思い知った。
全く知らないことばかりだったけど、自分の関心領域に近いものが多く、ものすごく勉強になりました。

平安神宮の鳥居も初めて見ました。デカっ!⛩