TOMOKO OOSUKI

イラストレーター オオスキトモコのブログです。

December 9, 2022

【東京出張日記 その3】

朝イチで大竹伸朗展へ…

まず、いきなりの作品「宇和島駅」が見えた。これも大竹伸朗の作品です。

大竹伸朗は2006年に東京都現代美術館で大回顧展をやっているんだけど、その時は見に行くことができなくて、なので今回は絶対見たいと思っていた。

朝イチなのにお年寄りや外国人の方を中心に、結構人がいた。

大量に作品があった。

大竹伸朗って、普通に描いても上手いんですね…あといろんな作風、作品がある。コラージュみたいな作風しか知らなかったのですが、なんか、タッチとかジャンルとか考えるのがバカバカしいな…と思った。

写真の上にツルツルした樹脂載せるタイプの作品は、今回初めて知った。きれいでデカい。ホンマタカシワークショップ行ってた時に、「インクジェット用写真用紙にインクを直接たらして絵を描いたら、それも写真なんじゃないか」みたいなテーマの写真作品を見たことがあるのですが、こーいうジャンルの写真作品もあるのか!と思いました。

あと収集癖も物凄く、みうらじゅん的なものを感じた。みうらじゅんの展示を見たときも思ったけど、ここまで極めるとアートになるんだなあ…私も頑張らなければ…

みうらじゅんの現在の活動には、みうら氏とムサビ視デで同級生であった中島信也さんが大きく影響していると思う。「ひとり電通」とか、みうら氏の活動に広告的な要素があるのは、CMディレクターである中島信也さんの影響が強いと思う。というか、中島信也さんがみうらじゅんの謎のエネルギーを商業化することに成功したのかな?

昔、ムサビ関係者向けのみうらじゅんスライドショー(ゲスト中島信也さん)を見て、そう思った。

大竹伸朗みうらじゅんに共通する何かのエネルギー要素が、広告方面でなく純粋美術方面に行くと、大竹伸朗になるのかなと思った。

大竹伸朗のアートシーン気にしないっぷりはマネしたいところだと思った。

私もマイペースでコツコツやっていこうと思いました。

#大竹伸朗