TOMOKO OOSUKI

イラストレーター オオスキトモコのブログです。

May 30, 2021

今日は、兵庫県立美術館コシノヒロコ展を見に行きました。

展示は、想像以上にとてもよかったです。
コシノヒロコ自体、ほとんどノー知識で行ったけど(あまりにも有名すぎて、逆に興味がなく知識も持たないパターン)感覚的に訴えてくるものがありました。服は、圧倒的造形力を感じ、凄いと思った。
あと絵の量が想像以上に多く、しかも墨絵描いてるのとかも全く知らなかったし、
しかも絵からテキスタイルに起こして服にしたシリーズがあったりなど、
なんか創作活動とファッションビジネスがうまいこと循環していて、理想的だと思いました。
会場にもコシノヒロコの服らしきものを着た人たちが、たくさん来ていました。

あと特に墨絵は技法がよくわかんなくて、
こんだけ絵を見てると、たいていの絵はどうやって描いてるのかわかるものですが
久しぶりに、「どうやって描いてるのか、全然わかんない絵」を見た。

あと兵庫県立美術館には Ando Galleryという安藤忠雄のギャラリーもあり、それは初めて見ました。

芦屋にKHギャラリーという、安藤忠雄設計のコシノヒロコの自宅&ギャラリーがあるのですが
そこにも行ってみたいと思いました。

兵庫県立美術館は県立美術館なんだけど、前にはミナ・ペルホネンの皆川明展をやっていて
次回の展示はアルヴァ・アアルト展(少し前に竹中大工道具館でやってたのがプレ展示)なのですが、県立美術館なのにこんなにファッション・インテリアの展示があり、しかもファッション専門美術館は別にある。
このコシノヒロコ展も明らかにファッション・繊維業界のサラリーマンなんだろうなーというような男性も結構いました(会話の盗み聞きから推測)。やはり兵庫県にとってファッション産業というのは主要産業なんだなあと思いました。

神戸ファッション美術館では来月から原田治展が始まる予定で、楽しみだ。
https://www.fashionmuseum.or.jp/special/haradaosamu/?page=0

#コシノヒロコ展 #兵庫県立美術館