【2022/3/15 最終更新】
「フリーランス新法」ができるみたい
フリーランスの労働環境整備のための、新しい法律ができるみたいです。
www.yomiuri.co.jp
つい先週、下請法改正の話が出たばかりですが、この新法は
秋の臨時国会に法案を提出し、会期内成立を目指す。
とあるので、下請法改正より早く施行されるのでしょうか?
↓先週の下請法改正の話はこちら
2023年の通常国会への関連法案の提出をめざす。
記事を読む限りでは、既にある下請法と特に内容変わらないし、現状でも、下請法が適用にならない場合でも、独占禁止法の適用になって、いずれにせよ契約条件は明示する必要があるので、今までと特に変わらないのでは?と個人的には思いました。
・フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン 概要版(パンフレット)
https://www.mhlw.go.jp/content/000766340.pdf
www.mhlw.go.jp
下請法・独占禁止法になくてフリーランス新法にあるのは
契約後に業務を途中で解除するか契約を更新しない場合は、30日前までに予告する義務規定もつくる。
↑これくらいでは…と思いました。コロナで「いきなり切る」会社が増えたのかな…
新法では依頼主の企業などに対し、仕事を募集する際に報酬額や仕事の内容、納期などを明示し、契約の書面や電子データの交付を義務づける。
ということなので、契約書面のひな形が必要な方は、下記の記事からどうぞ。
(私に仕事依頼を検討してくださる方には無料でお送りしますので、メールをください。)
petitmatch.hatenablog.com
しかしなんで急にフリーランス関連でいろいろやりだしたのかな?
と思って軽く調べたら、フリーランスの環境改善って、岸田内閣になってからよく聞く、「新しい資本主義」と関係してたんですね。知らなんだ。
<閣議決定(令和4年6月7日)>
新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画
資本金1千万以下の会社・個人事業主でフリーランスと付き合いがある人はちょっとめんどくさくなるかもですが、今の時代pasture(フリーランス管理ツール) とかもあるからなあ…
www.pasture.work
今後、注視していきたいと思います。
【2023/3/15】「フリーランス新法」今季国会に法案提出
digital.asahi.com内容は下記リンク先の「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律案」にあります。
www.cas.go.jp
個人的には、特に何も変わりません。そもそも法律がなくても、私自身の取引ルールとして「下請法に準ずる形」で仕事していたので…
下記の記事に、この法案の問題点が指摘されていました。ご参考まで