このたび、このブログは、知的財産権に関する情報を発信するグループ(ボランタリー・チェーン)「Yuroocle」(ゆるーくる)に加盟しました。
yuroocle.notion.site
Yuroocleについて詳しくは、下記リンクにて。
基本理念
知財に関する情報発信者が協働して、
点在する情報同士を繋ぎ合わせることにより、
人々にとって知財がより身近なものとなることに寄与する。・ボランタリーチェーンとは、同じ理念を持つ独立した者が集まった組織を指します。
・このチェーンの加盟者は、各々の有する情報を共有することで、「個々の者の利益」及び「チェーン全体の利益」の創出を図っていきます。
・Yuroocleグループは、このボランタリーチェーンの精神のもと、「個々の者」及び「チェーン全体」を発展させていきます。
私は、この基本理念に共感し、Yuroocleへの加盟をお願いしました。
私は、現状のイラストレーション契約の現状、「発注者もイラストレーターも、あんまり法律のことをよく理解しておらず、上場企業の法務部員や、メディアの編集長レベルでも著作権や関連法規への理解が怪しく、なんとな〜くで契約し、なんとな〜くで仕事している人が、あまりにも多すぎる。」という状況に、強い危機感を感じています。
↓著作権を専門とする弁護士の河野先生が下記ツイートで仰っているような問題意識を、私も持っています。
著作権譲渡安易に求める意味がないのは全く同意なんだけど、それって、クリエイター軽視というより、法務と事業部門で連携が取れてないことなんですよね。法務は事業部門が今後どういう形で著作物を利用していくかわからないと、とりあえず何でもできるように譲渡受けとく方向になりがち。
— 弁護士 河野冬樹 (@kawano_lawyer) 2020年1月6日
一方で、事業部門の側も、別にそこまでいらないことはわかってても、契約書の内容などを理解してないと、法務がそう言うならそうしておこうとなってしまい、結果、社内の風通しの悪さのしわ寄せがクリエイターに行ってしまうことになる。
— 弁護士 河野冬樹 (@kawano_lawyer) 2020年1月6日
こういった状況を打破し、改善するためには、弁護士や司法書士の先生などの法律家任せでなく、クリエイター自らが法律知識を持ち、自らが情報発信をしていく必要があると感じています。
具体的な情報発信の手段としては、こちらのブログで、主に著作権関連について発信をしています。
また、以前、神戸クリエイターズノートのインタビューでもチラッと話したのですが、
私は、「イラストレーション」(など、イラストレーター向け媒体)で、イラストレーターに関係する法律の連載をやりたいという野望を持っております。
kobecreatorsnote.com
そのために、自らの発言に説得力を持たせるため、昨年から、知的財産権に関する法律の資格を取得すべく、勉強しております。
昨年、三級知的財産管理技能士の資格を取得し、今後は、ビジネス著作権検定上級、二級知的財産管理技能士の資格取得を目指しております。
知的財産管理技能士の勉強したときに思ったのですが
知財業界全体から見ると、著作権は特殊かつマイナー領域なので
Yuroocleでも、発信者も少ないみたいです…特許ばっかり
yuroocle.notion.site
今後、勉強しながら、発信も頑張っていきたいと思います。
このブログは、知的財産権に関する情報を発信するグループ「Yuroocle」に加盟しています。