「DANRO」連載「私と東大駒場寮」の第10回目がUPされました。
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今回は、元寮生で、現在は将棋ライターとして活躍する松本博文さんに話を聞きました。松本博文さんは、「東大駒場寮物語」の著者です。私は「東大駒場寮物語」の装丁に写真を提供しています。
この記事の取材過程で一番衝撃的だったのは、あのドラクエの作曲家として有名な、すぎやまこういち氏が、駒場寮の支援をしていたことを知ったことです。
加藤登紀子コンサートの記者会見の写真は、cakes連載でも出てきてるので、何度も見たはずなのに、まさか加藤登紀子さんの隣の人がすぎやまこういち氏とは、思ってもみなかったです。
cakes.mu
すぎやまこういち氏は加藤登紀子さんとは、音楽で深いつながりがあるみたいですね。
思想が違っても、一緒に曲作りをしていたというつながりがあるのだな。
よくよく考えてみれば、いわゆる「愛国者」であることと、東大OBとして駒場寮を支援することは、思想的には矛盾しないのですが、意外だなと思いました。
駒場寮存続運動というのは、左翼的活動と思われがちなのですが、まさに私の連載を読めばわかりますが、実際はそうでもなく、中川淳一郎さんのように「なんか面白いから」という理由で参加してる人もおり、そもそも、思想的にひとくくりにはできないものです。
人間ってそんなに単純なものではないし、思想も左右に簡単に分けられないものだなあと、改めて感じました。
「DANRO」連載の「私と東大駒場寮」「マッチを集める」の続編は、今後は私のホームページ&ブログで更新していく予定です。
www.tomokooosuki.com
↓駒場寮写真集は、下記のお店で購入できます。