TOMOKO OOSUKI

イラストレーター オオスキトモコのブログです。

2021年に起きたnote/cakes炎上・問題事例まとめ(後編)

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昨年、note・cakesを運営する、note株式会社の問題点まとめ記事を作りました。

petitmatch.hatenablog.com

2021年になっても、さらに問題が噴出し続けていたので、2021年に起きた問題についても記録していたのですが…

petitmatch.hatenablog.com
なんと半年にして7件を超えてしまい、目次だけでいっぱいいっぱいになってしまったので、2021年後半(7月以降)については、新たに記事を起こすことにしました。

【最終更新 2021/9/24】

8・“反コロナワクチン”情報を拡散する起点になっている問題(2021年7月13日)

www.buzzfeed.com

「メディアプラットフォーム」として、月間アクティブユーザー数6300万と大きな影響力を持っているWebサービス「note」。

新型コロナウイルスの感染対策を巡り、「ワクチン」がタイトルに含まれるシェア数トップ100記事(今年上半期)の過半数を、根拠のない情報や誤った情報をもとワクチンを否定したり、不安を煽ったりするような記事が占めていることが、BuzzFeed Newsの調べでわかった。

note側はこうした記事の一部を問題視し、流入を防ぐために検索エンジンに掲載されないような措置を加えているとみられるが、手を打つ基準は明らかにしていない。

ちなみにnoteの「月間アクティブユーザー数」は「独自基準」で、実際には「月間ユニークブラウザ数」のことを「月間アクティブユーザー数」としているようです。
↓「【2020/12/21追記】MAUも数え方が?」参照

petitmatch.hatenablog.com

*参考記事 今のnoteの状況は、2016年のDeNAの「WELQ問題」(キュレーションメディア問題・まとめサイト問題)と似ているのでは?

以前、私は「現在のnote株式会社は、2016年のDeNAの「WELQ問題」(キュレーションメディア問題・まとめサイト問題)と、同じ流れをたどっている」と感じ、以下のような記事を書きました。

petitmatch.hatenablog.com
上記リンク先の記事にも書きましたが、DeNAの場合は2016年秋頃から記事内容について問題視されはじめ、いわゆる「炎上」がはじまり、同年12月にはサイト閉鎖に至っています。

9・コメント欄で嫌がらせされたnoteユーザーに対する、note社による二次加害問題(2021年7月)

note.com

これはザックリ言うと、以下のような事件です。

・コメント欄で嫌がらせされたユーザー(スージー・ワイさん)がnoteの社長宛に送った内容証明郵便の手紙(私信・意見書)を、note社は、その嫌がらせの加害者に見せて、その加害者がnoteにその内容を公開した。
→当然、note運営事務局に削除を求めたが、拒否され、問題記事を削除してほしいのであれば「仮処分を申立よ」という連絡があった。
→note側は、裁判において「スージー・ワイさんが社長宛に書いた手紙は『ありふれた表現』であるため、著作物性が認められない」と主張した。

もしスージー・ワイさんが一連のnoteに書かれていることが事実であるならば、これは明らかにユーザーへの二次加害と言っていいでしょう。
自社サービスの利用で迷惑行為の被害を受けた利用者に対し、ここまで「積極的に加害」を行う企業というのは、正直なところ他に知らないです。
「手紙(私信)の公開」は著作権の問題でもありますが、プライパシー権等の侵害でもありますし、また、一般的に言って「迷惑行為」でもあるように思います。


また、このように実際には裁判まで起きているのに、noteCEOの加藤氏が「noteのコメント欄は荒れない」という発言をするのは、おかしいのではないかと思います。

petitmatch.hatenablog.com

「荒れない」ことにしたいために、社長自らが積極的に嫌がらせに加担し、法的手段を使ってまで、スージー・ワイさんを「noteの街」から追い出そうとしているように見えます。

これは、法律以前の問題で、人道的にいかがなものかと思います。

10・デジタル庁note、リダイレクト設定なしに、突然のドメイン移転。(2021年8月27日)

 

internet.watch.impress.co.jp

私見では、そんなに批判が殺到していた印象もないですが…(そもそもあまり関心を持たれていないから)
おそらくですが、このドメイン移転の理由は、
「『中央省庁向け特別プラン』でnote利用を無料にするため」ではないでしょうか。

note.comデジタル庁広報におけるnote利用については、以前からSTUDIOとともに、採用理由・過程の不透明性が指摘されていました。

↓詳しくはこちらの記事にて

petitmatch.hatenablog.com
「なぜこの2社に税金を投入してわざわざ機能開発を促さなければならないのか。税金を使うなら、はじめからきちんとしたサービスを選べ!」という指摘に対しての、
「いや無料なんで…」という言い訳のための対応ではないかと思います。
メディアの人は、その辺をちゃんと取材してほしい。
しかし、なぜリダイレクト設定がないのでしょう?これは本当に謎…
私が知らない法律とかがあるんでしょうか、ご存知の方は、ご教示ください。

【2021/8/29追記】go.jpドメイン利用でのnote使用は、そもそも違法だったらしい

↓詳しくはこちらの記事の「(1-2)国立国会図書館法に反するのでは?との指摘」にて

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11・浅野真澄さんのcakes連載消滅問題についての新事実(2021年7月18日)

ザックリ言うと、「浅野真澄さんのcakes連載消滅問題」とは、昨年の「cakes連続炎上」によって、cakes編集部が「noteクリエイターコンテスト」で受賞させた上で予定していた浅野真澄さんの連載を、一方的に中止させた、それに対するnote株式会社の対応がひどかった という問題です。

浅野真澄さんのcakes連載消滅問題については、下記の浅野さんのnoteに詳しく記載されています。

note.com
浅野さんとnote社は昨年末に和解し、今年になって、cakesで連載予定だったその内容は小学館から単行本として発売されました。
今日になってこの記事の存在に気づいたのですが、このデイリー新潮の記事には、その和解に向かう過程での、今まで出た記事には書かれていなかった新事実が書かれていたので、記録しておきます。

メールでは伝わらないと、直接話し合いをしたいと浅野さんが求めてもnote側は対面での説明を避け続けた。www.dailyshincho.jp

浅野さんは、この事件の和解過程の中で、「cakes編集部から出す謝罪文を浅野さん自らが『編集』する」ということをされています。

note.com

note.com
これも謝罪としてどうなのかと思っていましたが、この記載が事実であるならば、
「本来謝罪する側として『むしろ進んで話し合いの場を設けるべき立場』であるcakes編集部およびnote株式会社が、被害者側からの再三の要求にも関わらず『対面での説明を避け続けた』」ということになりますから、とんでもない話だと思います。

私のところには、未だにnoteで何かの被害(嫌がらせなど)にあったnoteユーザーの方から「運営に連絡してもnote運営事務局が対応してくれない(無視される)、助けてください」というような連絡が、noteを退会した今でも、ちょくちょく来ます。

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「noteクリエイターコンテスト」の受賞者、かつプロのクリエイターで声優界でトップクラスの人物、発信力がある方に対してすら、こういった扱いなのですから、アマチュアで発信力が弱い一般noteユーザーに対しての態度は、推して知るべしなのではないか、という気がいたします。

参考リンク

2021年前半の、cakes/noteの問題点まとめ記事はこちら。(新情報が入り次第、随時更新しています)

petitmatch.hatenablog.com

2020年までの、cakes/noteの問題点まとめ記事はこちら。(2021年以降も新情報が入り次第、随時更新しています)

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noteからの引っ越しに関する記事の、まとめ記事を作りました。

petitmatch.hatenablog.com

noteでトラブルの被害にあった場合の、相談先まとめを作りました。

petitmatch.hatenablog.com

個人的所感

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