《絶対変なことしない》《でもキスしたい》 『フリーランスへのセクハラ・原稿料未払い問題を考える』
https://twitcasting.tv/nakedloft/shopcart/8792
を見ました。
お三方の話を聞いて、
今回の箕輪氏の事件については、いまの出版業界の問題点がまとめて吹き出た、潰れたニキビみたいな事件なんだなあ…と思いました。
ここまで「編集者」とか「ライター」という単語に対して、仕事の範囲が広がっていると、同じ「出版業界」でも、全然仕事内容が違っているから、同じ「出版業界」というだけでは、話が通じないんだ、と思った。
出版業界では、多様なジャンルや多様な仕事があるだけに、個人が受ける仕事の範囲も広く、業界にどうやって入ってきたかが、人によって違ったりもする。
その間口の広さが、業界内で何らかの「統一した基準」を作ることができない原因でもあるなと思った。
箕輪氏のオンラインサロンのことは、あまり良く知らなかったので、勉強になりました。サロンの中で、「お金払って働かせる」みたいな、そんな仕組みがあるとは…
コメントでもひどい事例がいろいろ出てきて、こういう「女性を道具として扱う」文化によって、男の人でも仕事がしづらくなることがあるんだなと思いました。
あんまり考えたことがないことを考えることができて、それもよかったです。
自分なりの結論としては…
初めての取引先と仕事をするときには、
「一から何でも説明・確認しないと、相手はこちらが相手の行動によって困ることを理解できない。自分が常識と思っていることでも、相手にとってはそうではない可能性がある」ということを念頭において、
行動すべきだなと、改めて感じた。
仕事においては、受注時に、下請法に準じた形で確認すべきことは確認することが重要だと思った。(いつもやってるけど)
また、問題がある行為に対しては、
「それセクハラですよ」などとハッキリと指摘し、指摘しても改善されない場合には、
・周りの人に相談する
・相手の上司に事実を報告する
・悪質かつ、身の危険が感じられる場合には、警察に通報する
・今回のように下請法違反が疑われる事例では、「下請かけこみ寺」に電話する、中小企業庁や公取委に申告する
など、地道に繰り返し対応していくしかないんだろうな…と思いました。
私はわりとひどいことがあると、怒り狂って言いふらすタイプなのですが、
相談できない人が、意外といるのかも?と思いました。
配信終了後から6月18日(木)23:59まで視聴可能なので、ご興味ある方はぜひ
https://twitcasting.tv/nakedloft/shopcart/8792
↓私も自分の経験をもとに相談先の記事を書いたことがあるので
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