【2022/5/19 最終更新】
今日から少しずつ、「イラストレーターと法律」的な記事を書いていきたいと思います。
↓こちらの記事に対する反応を見て思ったのですが…
けっこう、みんな著作権やらその周辺やらについて、モヤモヤはありつつ、誰に聞いていいのかの、相談先がわからないのかも？
と思ったので、今回は、相談先を紹介します。
０・フリーランス・トラブル１１０番【2021/5/23追記】
これは去年の１１月から始まった国の制度なのですが、めちゃ便利です。
便利すぎて今は混雑しているみたいですが、所属団体がない方には、まずここがおすすめです。電話だけでなく、メールでも相談できるのが圧倒的便利！
１・職業団体の顧問弁護士
イラストの仕事のトラブルとか悩みに強い弁護士…
は、やはり職業団体の顧問弁護士だと思います。
私は、日本漫画家協会に入っているので、必要な場合は、日本漫画家協会の顧問弁護士さんに相談しています。
日本漫画家協会は、イラストレーターでも入れます。（審査あり）
＊日本漫画家協会に入会したいとお考えの方で、私と直接の知り合いの場合は、私に一度メールをください。
(2020/11/09追記)イラストレーターの団体では、「日本イラストレーション協会」というのがあります。こちらは、組合が提携する顧問弁護士による無料法律相談を利用することができるようです。弁護士さんへの相談が無料なのはスゴイ！
２・イベントや、無料相談をやっている団体や個人
職業団体に入ってない方は…弁護士さん探すの、たしかに悩みますよね…
トラブルになってから探すのでは、遅いので、
困ったときに頼れるように、普段から関係性を作っておくのがいいんじゃないかなと思います。
イベントに行くとか、無料相談などをして、相性を確かめてみるといいのではと思います。
イベントや、無料相談をやっている団体や個人には、以下があります。
Arts and Law（無料相談あり：私は相談したことはないです）
www.arts-law.org【2021/7/19追記】
アーツ・アンド・ローについて、あまり良くない評判を聞きました。また、この団体の理事／無料相談担当には、note株式会社の社外取締役の水野祐氏（シティライツ法律事務所）が含まれています。
note株式会社とは、私もやり取りをしたことがあるのですが、経営層があまりにも非人道的というか、とてもじゃないですが、イラストレーターも含めてクリエイターの味方になってもらえる組織とは、とても思えません。（というか、著作権以前の問題で、「人権意識」を疑うレベルです。）なので、無料相談の際には、水野氏およびシティライツ法律事務所の人は避けてもらったほうがいいかもしれません。特にnote絡みの案件では…
ちなみに、私が個人的に有償で依頼したことがある弁護士さんもアーツ・アンド・ローの理事会にいます。なのでアーツ・アンド・ロー全体が悪いわけではないと思うんですが…水野氏は「お飾り役員」で、全くnote社内の法務にはタッチしていない可能性もありますが、それにしても…という印象です。
↓参考記事
デザイナー法務小僧（無料相談・セミナーあり：私は相談したことはないし、セミナーも行ったことないですが、関西ですし、気になっています。）
弁護士 河野冬樹先生（セミナー：有料）
以前、月１ペースで、クリエイター向けに法律の勉強会をされていました。
https://peatix.com/user/765954?lang=ja
私も勉強会には参加したことがあり、河野先生には単発で相談したこともあります。（弁護士の先生には、顧問契約をしてもらわなくても、単発でも相談できます。）
あしたメディア研究会（過去にイベントがありました：有料）
これは私が以前入っていたメディアの勉強会で、著作権の話は基本的にはないんですが、少し前にこういうミートアップイベントがありました。こちらの高崎先生も、上記で紹介した「Arts&Law」のメンバーです。実際の契約書をネチネチ読み込むという内容で、おもしろかったです。
https://amk0220.peatix.com/?lang=ja
著作権情報センター 著作権テレホンガイド（無料）
あと、弁護士に聞くほどのことじゃないんだよな〜？
という場合は、「著作権情報センター」の「著作権テレホンガイド」に、電話相談するという手もあります。こちらは無料です。（電話代はかかります）
www.cric.or.jp
他に知りたいこと、ご意見、質問などありましたら、私の「ほめて箱」までご投稿ください。
よろしくお願いいたします。
