「1999年の夏休みデジタルリマスター版」を見てきた

「1999年の夏休みデジタルリマスター版」、やっと見れた！

知らん人のために説明すると、これは30年前、1988年の映画で、萩尾望都の「トーマの心臓」を原案としたものである。当時中学生の深津絵里(当時は「水原里絵」名義、これがデビュー作)をはじめとする美少女が美少年を演じ、実写なのに、佐々木望・高山みなみなど、今やビッグネームとなっている声優が吹き替えで声を当てているという、凝った作り方をしたことで独特の幻想的な世界観が表現されている、超名作である。

私はこの映画が大大大大大大大大好きなのである。

13年くらい前？に図書館で借りたビデオで100回以上見たはずなんだけど、こんな話だったっけ？と思った…当時はあまり気にしなくて映像美だけを堪能していたが、改めて見ると結構ガッツリBLだなぁ…しかし光の表現や構図が完璧だ！感涙😭美しすぎて…😭 古い重厚な建物、近未来のようでレトロな機械、謎の制服、そして美少年(美少女だけど)、美しい自然と古い電車、私の好きなものだけで画面が構成されている😭耽美な世界に心洗われた…😭というか魂の浄化とはこのこと、うう…

10時10分開場で、10時に行ったけど既に並んでいた。今日ほぼ満席だったのでは？
あと、トークショーの金子修介監督の問いかけで、この映画を初めて見た人が結構たくさんいることに驚いた。私は前に見たのがあまりにも昔すぎて、何きっかけでこの映画を見たのか覚えてないが、みんな何でこの映画を知るのだろう？

この映画、朝10時半からのモーニング上映しかない。新宿K'sシネマにて8月10日まで。パンフレットというか30周年記念冊子はファンが作った同人誌らしい。(それもまた凄い話だな)内容充実、当然買いました。

予告篇

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