「40歳までにオシャレになりたい!」
読みました。著者のトミヤマユキコさんは昔からの知り合いで、同い年である。
面白かったんだけど、自分の服の好みとズレてるのと、体型が私とはあまりに違いすぎるのもあると思うんだけど、本の内容が想像以上にあんま実用的でなく、エッセイ的なものであった。
私は昔からVネック大好きだし、ヒールにもトレンチコートにもなんの抵抗もない人なので(私も高校生の頃、父のお下がりのトレンチを着ていた。今はANAYIのトレンチを10ねんくらい着てる。)トミヤマさんのお悩みが、よくわからないとこが多かった。
てか変な感想でアレなのですが、私は恋愛相談受けても「私、そんなこと考えたこともなかったな…」と思うことが多いのですが、
この本に書いてあるトミヤマさんのお悩みに対しても同様な印象っていうか…
うちの夫は私がこの本読んでるのを脇から覗き込んでいたんだけど、途中で「この本なんの本なの…?」と言っていた。いわゆるハウツー本ではないので、要注意である。
メガネの選び方はためになったよ!
トミヤマさんは10年以上前から、かなりガリガリなのと、なにしろ大学を博士まで行って今も大学の先生なので、たぶんいわゆる「ジャケット必須」みたいな職場で働いたことないので、コンサバファッション(この本で言うところの「圏内ファッション」)の必要性が40手前までなかったのだと思う。写真で見ると確かにADファッションかもしれんが、本人を実際に見ると、POPな雰囲気の人なので、すごい似合っているし、特に違和感ないのである。
私は割とカジュアルもコンサバ服も着るしジーンズ着るしスカートもはくんだけど、コンサバファッションに手を出した最大の要因は、働き出してから数年後、すごく太って、カジュアル服とかジーンズがあんま似合わなくなったからだと思う。太り出した時期と、「ジャケット着用しないといけない打ち合わせがある仕事」をしてた時期が、被ってたのである。(すごい昔だけど、私は堅めの会社のweb運用管理みたいな仕事をしていた時期があるのです)
あと割と私はその時好きな人とか、付き合ってる男性に染まりがちな人なので、相手の好みに合わせて、服とかメイクは変えてしまう。自分の好きな系統も当然あるのだが、相手の反応見て、ちょっとずつ変えたりする。トミヤマさんはこの本読む限りでは男目線の意識があまり感じられなかったので、根本的に男ウケ狙ってなんかする
という発想自体がないんだろうな〜
と思った。
今は時代的にもオフィスカジュアルの会社多いし、コンサバというか「大人服」への切り替えをいつするのか問題
っていうのは、結構幅広い年代の方々の間であるだろうな〜と思いました。
外部的なきっかけがなければ、自分の見た目の変化だけが、服の切り替え要因となるからだ。
とか、いろいろ考えさせられる本でした。思いがけず長くなってしまった…